兼業さんなど忙しい方も続けられ、且つ効果的なトレードノートの付け方をご紹介します。
トレードノートの有効性
トレードノートの有効性は、
データを蓄積することで、自分の弱点や負けている理由を客観的にみることができ、また、統計的に自分の手法の優位性を確認できることにあります。
(簡単に言うと、なぜトータルで利益がプラスになるのか、マイナスになるのかが分かります。)
トレードノートで最も大切なこと
トレードノートで最も大切なことは、
①「続けられる」②「見返して分析する」ことです。
そのために、トレードノートはストレスなく短時間で記録できる必要があり、ストレスなく読み返しやすくなっていることが必要です。
次の項目でできるだけ簡単な方法を記載してみます。
「ノートを付けるのが面倒」「手書きが大変」「ゴチャゴチャする」という方は良かったら参考にしてみてください。
おすすめのトレードノートの付け方を図解
まず図解してみました。

補足で解説しますと、
①「日付」「通貨ペア」「レート」「ロット」「終始」など基本情報を、口座履歴からエクセルにコピペ。
(勝率計算などが簡単なのでエクセルを使っていますが、テキストアプリや手書きでもOK)
トレードナンバーをふって、チャート画像とリンクさせると見比べる時に楽です。
②次に、エントリー根拠や感想などを忘れないうちに記入します。
③トレードごとに、チャート画像を保存します。(スクリーンショットを撮る)
マルチタイム表示をさせてスクリーンショットを撮ると、1枚で完結できるので楽です。
トレードナンバーをふって、ノートとリンクさせると見比べる時に楽です。
④週の終わりや、寝る前にに短時間で良いので見返すと良いです。
「自分の弱点」「自分の手法の優位性」などを確認して、改善につなげるアイデアを出すことで、大きく成長することができます。
もっと簡単にトレードノートを付けるには
これでも面倒だよ、という場合は、もっと簡単に付ける方法として下記があります。
・スマホでトレードを録画する(口頭で解説する)
・最低限に簡素化して簡単にメモを残す(「ペア」「レート」「根拠」のみなど)
・チャート画像だけ残す
「続けられて」「後から分析する」ことができれば、形式にこだわる必要はないかと思います。
もう一つおすすめの方法
チャート画像のスクリーンショットは、月ごとのフォルダに入れて保存するだけでも良いのですが、
もう一つおすすめの方法があります。
アプリ「エバーノート」に貼り付けるとチャート画像を一覧でチェックできるようになります。


ザーッとスクロールして自分のトレードをチェックできるので、とても便利ですよ。
エクセルと違いとても貼り付けやすく、拡大しながら確認したりと使いやすいです。
自分のトレードだけでなく、特徴的なチャートなどを貼り付けしておくと自分だけの黄金リストが完成します。