Macで投資4 FusionでMT4を動かす

Macで投資4 FusionでMT4を動かす

Macで投資活動を行おうとすると壁になってくるのが、Winでのみ稼働するアプリ。
「MT4」もそのひとつです。

一つの解決方法として、以前の記事では「EasyWine」を使ってMT4を起動させ取引することができました。

Macで投資3 Mac環境で全ての会社のMT4を動かす(Wine編)

2015.08.29

この方法は、「無料で」行えるメリットがありますが、同時に「文字化け等問題や、導入の難しさ」を感じる人もいると思います。
様々なご質問を受ける中、有料仮想化ソフトを使った方法を御紹介頂きましたので試してみる事にしました。

Macで投資」シリーズで既に記載しましたが、MT4Mac非対応のもの)をMacで動かすには、以下の方法があります。

1BootCampを使ってWindowsを入れてからMT4を起動(Win環境下で動作させる)
2
仮想化ソフトを使ってWindowsをブートしてからMT4を起動(Win環境下で動作させる)
3、Mac対応のMT4を提供しているFX業者のMT4を使用

4EasyWineなどを使って、OSXのままMT4を起動


今回は、
2の方法、有料仮想化ソフトを使ってMT4を動作させる方法を試してみたいと思います。

結論から言いますと、VMware Fusion」を使い、WinOSをインストールすれば、不自由なく、
Mac上でシームレスにWindows及びMT4などのWinアプリを使用することができます。
BootCampのように、OS変更のたびに再起動するという手間もありません。

※この記事は2017.1に書かれた後、定期的に改正されています

有料仮想化ソフトの特徴、メリットとデメリットまとめ

有料仮想化ソフトの存在自体は知っていたが実際に使用してみるのは初めてなのでまずは情報収集をします。

色々と調べた結果、2大仮想化ソフトは「Parallels」「VMware Fusion」
今回使用する仮想化ソフトは1ライセンスで複数台のPC(Mac)に導入可能なVMware Fusionに決定しました。
価格はどちらの仮想化ソフトも1万円前後で購入可能です。

メリット
1.Macを起動したまま、シームレスにWindowsを動かせるので、BootCampのように起動のし直しが不要
2.無料の仮想化ソフトに比べグラフィックの性能が良い
デメリット

1.初期投資が必要でありアップデートに対しても有料
2.WinOSの購入費用、仮想化ソフトの購入費用、いずれ来るアップグレードの購入費用
(これらを足すと安いノートPCが買えてしまう)


更に、仮想化ソフトを導入し、気がついたデメリットは、
Macのスペックによってはメモリ不足に陥るということです。
今回テストしたのはMacBookAirメモリ4GBモデル、iMacメモリ8GBモデル。
結論から言うと、MacBookAirの方はWin10をインストールすると、作業内容により動作が重く感じます。

VMware Fusionを入れるにあたり割り当てられるメモリは1GBWin10を入れるには2GBのメモリが必要です。
XOSを起動しながらWin10を入れようとすると、スペックによっては自ずとメモリ不足になってしまいます。

Win7であればある程度問題なく動きますが、これから新規にMacBookを購入し、
仮想化ソフトを試したい方はメモリサイズが8GB以上の機種をお勧めします。

mac04-01

VMware Fusion8.5導入方法

では、導入してみましょう。
VMware Fusionのサイトに行きVMware Fusion8.5をダウンロード(2016.12.23現在)
します。
参考:VMware http://www.vmware.com/jp/products/fusion/fusion-evaluation.html

ダウンロードが完了するとこのようなアイコンがあるのでWクリック
mac04-02

Wクリックするとこのような画面になるので「開く」をクリックmac04-03

パスワードの入力を求められるので設定して「OK」をクリック
クリックするとVMware Fusion の初期化・インストールが始まり
使用許諾契約書が出てくるので「同意する」をクリックmac04-04

とりあえず試用版を使うので「VMware Fusion8を30日間試用したいです。」にチェックを入れ「続ける」をクリックmac04-05

VMware Fusion のインストールが完了したら「完了」をクリック
これでVMware Fusion のインストールは完了です。

以下の画面になったら「キャンセル」をクリックし画面を消します。
(続けてWinのインストールをする場合は残しておいてもOKです。)mac04-06-07

WindowsをMacへインストール

〈事前準備〉

  • Macbookのスリープ設定は「しない」にしておく
  • 電源は繋いでおく


用意する
もの

  • WindowsOSのプロダクトキー(今回はWin7pro×64用をチョイス)
  • WindowsOSのisoファイル(Win7pro×64用)


〈状況により、用意する必要が出てくる可能性のあるファイル

※Windows6.1-KB3138612-x64
※windows6.1-kb3177467-x64_42467e48b4cfeb44112d819f50b0557d4f9bbb2f

〈注意事項
上記ファイルは検索すれば探し出せると思いますので各々で入手してください。
ファイルに関してはWin機があればWin機で収集、USBメモリ等でMacに移動した方が良いでしょう

参考:
Microsoft https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7
Microsoft http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB3172605


いよいよMacにWinを入れます。
まず、Windowsのisoファイルをデスクトップ上に置いておきます。

そしてVMware Fusionを起動
isoイメージでインストールするので、「ディスクまたはイメージからインストール」を選択し、「続ける」をクリックmac04-06-07

デスクトップ上に貼っておいたisoファイルをドラッグ&ドロップし「続ける」をクリックmac04-08

アカウント名とプロダクトキーを入力
Windowsバージョンを選択(今回はWin7proの64bit版)※必要に応じてパスワードの設定
「続ける」をクリックmac04-09

今回は「さらにシームレス」を選択し「続ける」をクリックmac04-10

「終了」をクリックmac04-11

ポップアップが出てくるので名前をつけて「保存」をクリック
※今回は出てきた名前まま&タグ欄は空白のままで保存mac04-12

見慣れたWindowsのインストール画面ですmac04-13

でもタブのデザインはMacのものmac04-15

ついにWindowsが起動しますmac04-16

これは「ホームネットワーク」を選択mac04-17

これはMac上のデスクトップとWin上のデスクトップが同じになっているので切り離しますか?と言う設定のようです。
一旦キャンセルします(MacとWinに同じアイコンができる)

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これ
でMacbookでWinが起動!! 大変お疲れさまでした。

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初期状態のWindowsを更新しておく

Win7は当然、初期状態なので相当数の更新のプログラムがある事は想定内です。
Winのスリープ設定を「しない」にして電源をつなぎ、夜間にでも更新をかけましょう。

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朝起きてMacbookを見て再起動を促す画面になっていれば、更新のプログラムが正常に更新されたことを意味しますので

何度か更新のプログラムの確認、再起動(Winの再起動でMacの再起動ではない)を繰り返せば
最新のWindows7の出来上がりです。

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ところが朝起きても上記の画像のままの場合、うまく更新ができていません。

そんな人は用意しておいたこちらのファイルを使います。
Windows6.1-KB3138612-x64
windows6.1-kb3177467-x64_42467e48b4cfeb44112d819f50b0557d4f9bbb2f

ちなみにですがMac上でこのファイルをダウンロードしようとしても何故か
うまく行かなかったので別のWin機からのダウンロードしました。
ダウンロードしたファイルUSBメモリ等での移動をおすすめします(仮想化ソフトのWinでもうまく行かず)

上記ファイルの使い方の手順

MacBookでWinを起動しておきます。
ファイルが入ったUSBメモリをMacBookに挿すとこのような画面が出るので
「Windowsに接続する」を選択mac04-21

するとWin側でUSBメモリが展開されるのでファイルをデスクトップ上にドラッグ&ドロップ
後は、各々のファイルを展開しWinを再起動(Macではない)
再起動後に更新のプログラムを確認
結構時間は掛かりますが更新できるようになります。
(当方は寝る前に掛けて朝起きたらできていました

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朝確認すると再起動の場面で止まっているのでWinの再起動(Macではない)
数個の更新が残っているので更新&再起動を繰り返し
この画面になれば最新のWin7の出来上がりです。

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番外編 Win7からWin10へアップグレード

※Win7で使用される方はこの工程は飛ばして下さい。
さて、Win10への無償アップグレードは2016.7.29で終了しております。
しかし、検索をかけてみればわかると思いますが未だに無償でのアップグレードができるようです。
駄目ならWin7で使用すればいいのでやってみました。(2017.01.03時点)

〈準備〉
Winを終了しVMware Fusionからメモリの割当を変更します
VMware Fusioを右クリック→仮想マシンのライブラリをクリック

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上の方にある設定(スパナのマーク)をクリック

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プロセッサとメモリをクリックmac04-26

この画面がでたらバーを移動して2048MBにするmac04-27

これでMac側の準備は完了です。

Win側で用意するのはWin10(アップグレード版)用のisoファイル
Microsofで未だにダウンロード可能です。

参考:
Microsoft https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

当方は無償アップグレード可能時代にwin10x64 USBbootファイルをダウンロードしていたのでそれを使用

USBメモリにwin10x64 USBbootファイルを入れ先ほどと同じ要領でWinに接続
ファイルをデスクトップに貼り付け展開→setup開始
程なくすると、Windows10の完成です。お疲れ様でした。

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〈注意点〉
※Win10を入れる場合、2GBのメモリが必要なので準備段階で振り分けました。
※Win10になった後、メモリはMac3GB VMware Fusion1GBに戻しWin側で仮想メモリを3GBにして対応しています。
(これで正解なのかはわかりませんが、今のところ不具合もなく作動しているので様子見です。)

Win専用アプリやMT4を入れてみよう

VMware Fusionの仕様なのか、設定が違うのかはわかりませんが、
仮想化ソフト上で起動したWinからファイルの
ダウンロードは画像すらできません。このように「ダウンロードエラー」と出ます。

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このような理由で、Win側で使うものでもMacでダウンロードします。
ダウンロードしたファイルはドラック&ドロップでWinへ移動できます。
後はそのまま展開すればOKで、MT4もご覧の通り、通常通りの使用が可能です。

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続いて、使用している人も多い「楽天マーケットスピード」の起動テストです。
同じ会社のトレードツールか、と言うくらいビジュアルも操作感も違います。

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これに至ってはEasyWineをもってしても作動しなかったので仮想化ソフトにした甲斐もあり、
Winで慣れ親しんだマーケットスピードで取引ができます。

以上です。文章にすると長いですが、実際に導入してみると、そこまでの大変さはなく感じました。
(Winのインストールが初めての場合は、やや手間取るかもしれませんね)
一度導入してしまえば、Macを起動しながら、シームレスにWindowsが使用できるので快適です。

MacでWindowsのアプリを使いたい場合は、一度挑戦してみてください。

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