「おつり投資」マメタスとトラノコ比較。優しい導入解説

日本初の「おつり投資」マメタスとトラノコ比較

毎日のお買い物の「おつり」相当分を、コツコツ投資!

日本で初めての「おつり投資」サービスが、2017年初夏に2社よりリリースされました。

524日にウェルスナビ株式会社から「マメタス」
67日にTORANOTEC株式会社から「トラノコ」という名のサービスです。

投資にハードルを感じる人でも、おつり相当分の小さな額なら気軽に投資へ回せて、知らないうちに資産形成ができている

そんなコンセプトのもとに生まれた2つの「おつり投資」サービスを比較し、実際に試して手順を掲載しました。
(※本記事で試したお釣り投資は「トラノコ」になります)

日本初のおつり投資、「マメタス」「トラノコ」比較

日本では初のおつり投資サービス。アメリカでは既にAconrsという名で普及しています。

共通する仕組みは、クレジットカードや電子マネーなどの支払いにおいて、おつり」に当たる額をおつり投資サービスのシステムで計算し、ユーザーの同意をもとに投資運用されるということです。

おつり投資の仕組み

おつり投資サービスの使用に関して必要なものは、インターネット、投資口座の開設、クレジットカードや電子マネーカードなど。
口座開設の手続きや、日々の管理なども特別難しいものはありません。

「マメタス」「トラノコ」のサービスの特徴比較してみます。

マメタス
「おつりでコツコツかんたん投資アプリ」
マメタスロゴ
(※利用には、以下の条件を満たしていることが条件です。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行にて、資産運用を開始している。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行にて、自動積立の申込をしている。

  • 会社:ウェルスナビ株式会社(設立 /2015428日)
  • マメタス利用料:無し
  • WealthNavi手数料:預かり資産の評価額に対し、1%(年率、消費税別)
    ※預かり資産が3,000万円を超える部分は1%でなく0.5%(年率、消費税別)の割引手数料が適用
  • 最低投資額30万円~
  • 運用判断:ロボアドバイザー
  • 投資対象:国内外ETFの購入による国際分散投資(投資対象を日本に限定せず、米国や欧州など他の先進国やアジア諸国を含む新興国といった幅広い国や地域を投資対象に含めるとともに、株や債券、コモディティ(金など)、不動産など幅広い種類の資産を対象)

トラノコ
「おつりで投資 楽しく無理なくカンタンに」
トラノコロゴ

  • 会社TORANOTEC株式会社(設立 /2016817日)
  • トラノコ利用料300/月(税込)※新規登録は3ヶ月無料
  • 信託報酬料:純資産総額の年率0.3%(税抜)
  • 最低投資額5円~
  • 運用判断ファンドマネージャー
  • 投資対象世界各国の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されるETFおよびETNに投資することにより、主として国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)、コモディティ、金利等に投資

これを見ると、トラノコがおつり金額のみで投資運用を始められることに対し、マメタスの場合はWealthNavi for 住信SBIネット銀行にて、資産運用を開始している必要があります。

また、最も大きな特徴として、マメタスにおける投資の運用判断はロボアドバイザー(WealthNavi)で、
トラノコの運用判断はファンドマネージャー(人間)であることです。

現状では、マメタスのWealthNavi正式リリース約11ヵ月で預かり資産150億円を突破しています。
これはサイトでの情報提供の量が充実していること、またサービス開始後からの良好な運用実績の掲載が理由の一つであるようです。
また、ロボアドバイザーが最適ポートフォリオを作成するメリットとして、心理的な壁に邪魔されることなく、適切な資産配分の維持や積立投資の継続といった合理的な投資行動を実現することも挙げられます。
(ファンドの歴史的には、暴落時などロボットが人間より勝る例がありました)

比較して、トラノコはサイトの情報量が少な目と言った印象です。
一方、マメタスと違ってすぐに「おつり相当分の金額のみ」で手軽におつり投資を試せると言った利点が。
また、運用判断はやはり経験豊富なファンドマネージャーに任せたいという人には向いています。

マメタス、トラノコ、どちらにもメリットがあります。
本格的に始めたい方は、まずは両者のサイトを直接読むのが一番良いでしょう。

マメタス紹介サイト https://www.wealthnavi.com/app/kotsu-kotsu

トラノコ紹介サイト https://toranoko.com/

気軽に、すぐに「おつり投資」を始めて感覚を掴みたい場合は、まずは次に説明する「トラノコ」を試してみるのも方法です。

トラノコを早速開始 登録~運用手順

本記事では

いち早く「お釣り投資」をご紹介したいので、「トラノコ」を試してみました。
まずはトラノテック株式会社のサイトにアクセスをし、トラノコ紹介サイトへ進み口座開設の登録をします。
作業を一覧図にまとめてみました。
(トラノコの登録や利用は、スマートフォン、PC両方で行えますが、本記事ではPCで作業しています。)

トラノコガイド

登録に関し難しい項目はありません。登録後、口座開設のお知らせが簡易書留で届くまでに数日程度かかります。

その間もサイトにログインすれば日々の買い物からキャッチされたおつりデータをチェックすることができます。

おつり承認画面

おつりの額は自分で調整もでき、「おつり投資の追加」で金額を上乗せすることも可能です。

各おつリは、投資運用することの承認するしないを自由に決められ、月に1回の投資額締め日までに承認された投資額は、自動的に投資口座に送金されます。

おつりの計算方法は、以下をご参照ください。

いくらで支払ったかとするのかは、100円単位、500円単位、1000円単位の3つから選んで設定することができます。

例えば、380円の買い物をしたとき
100円単位」→400円との差額分「20円」
500円単位」→500円との差額分「120円」
1000円単位」→1000円との差額分「620円」
がそれぞれトラノコ上に「おつり」として表示されます。

(引用:トラノコアプリ「よくある質問」)

トラノコでいくら増やせるか

トラノコの運用方法は基本は国内・海外のETFを中心とした分散投資で、利用者は、リスクとリターンのレベルから設定された3つのファンド、大トラ、中トラ、小トラから選ぶことができます。

増やせる額を、少しシミュレーションしてみましょう。
平均的なバランスでの、国内・海外への株式、国債等の分散投資で、年平均利回りを5%(トラノコの運用方法は、リスクとリターンのレベルが中間の“中トラを選んだ場合)と仮定したとして、

平均で1万円のおつりを毎月運用に回した場合(金額は任意で上乗せが可能です)以下のような計算になります。(毎月のおつりが5千円ならこの半分です)

複利運用で、1年目で126,000円、3年目で397,215円、5年目で682,894

「おつり投資」の価値

おつり投資は、投資信託に毎月積立てをすることに似ていますが、

「おつりという概念」を用いて、「おつり相当分の小さな額を投資に回す」感覚が
初めて投資を行う人にとって、かなりハードルを低くしていると思われます。1つの買い物で計算されるおつリは数円〜
こんなに小さな額から投資ができるというのはなんとも驚きではないでしょうか。

さて、本記事で試したトラノコは、毎月1回の引き落とし日(毎月6日。休日の場合は翌営業日)にトラノコの投資口座に振り替えられ、その5営業日後から運用が開始されるそうです。
直近の引き落とし日が2017/07/06ですから、運用スタートは2017/07/13です
今から試せば、7月からのスタートに間に合いそうです。

一方、マメタスは格的にしっかりとロボアドバイザーで運用したい、という方は是非調べて挑戦してみてください。金融ショックなどには、心理的にぶれることなく、適切な判断が期待できますね。

「おつり投資」日本でどこまで浸透しているか、また運用結果はどうだったか、今後も引き続き記事を書きたいと思います。

 

 

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