イラストを添えましたので、イメージしやすいかと思います。
「ジム・ロジャーズの成功法則」
人の言うとおりにしてはいけない
私は、誰かから勧められたことを実行するたびに、必ず損をしてきた。他人と話すことに学びがないと言いたい訳ではない。耳を傾けることは大切なことだが、それでも私は人の言葉を漠然と信じ、そのまま受け入れるといった態度は慎むべきだと考える。
ジム・ロジャーズ氏は人生の中で、世界一般に流布されている見識や通念が実は間違っていたと言うケースを幾度も目の当たりにしてきたそうです。
誰も見向きもされないようなものに投資をしたことが、彼を成功に導いています。
自分できちんと事実関係を調べて判断する姿勢が身についていなければ、成功は長続きすることはないでしょう。

故郷にとどまるな
「私は日本のことをよく知っているが、他の国のことはあまり知らない」と言う人がいる。そうした人は、実は日本を半分しか知らないのだ。本当の意味で日本を知るには、日本をいったん立ち去る必要があるのだから。

自分の能力を過信するな
自分の力を過信すると、それまでに築いた富も成功もあっという間に崩れてしまう。だからこそ、何歳になっても懸命に学び続けなくてはならない。
学べば学ぶほど、自分が知っていることがいかに少ないかが見えてくる。そうすれば、おごり高ぶったりせずに済むだろうから。
何かに成功した時に、つねに謙虚でいることは、成功者が共通して備える資質です。

情熱を無視するな
成功するた目にまず大事にすべきことを聞かれれば、私は「自分の一番好きなことをすること」と答えている。私は投資が好きだったから、そして世界中で何が起きているのかを隅から隅まで調べるのが好きだったから、多少なりとも投資家として成功することができた。
「ジム・ロジャーズの投資哲学」
安く買って、高く売る
人々が過熱するブルマーケットに夢中なときに、そうした人々が目を向けない割安なものを探すのだ。株を買うときは、誰もが絶望に打ちのめされ、
「株の話などもうごめんだ。聞きたくもない」などと口にしている時がいい。
価値があると「知っていた」から投資で勝てた
細部に注意を払えるかどうかが成功と失敗を分ける。だから、どんなに些細なことに見えても、小石をひとつずつひっくり返すようにして調べないといけない。
大半の人が成功できないのは、限られた範囲の不十分な調査しかしないからだ。
徹底的に調べることは大変な労力を要するものだが、
そのステップこそが他者との差をつける。
“「もし生涯二十回しか投資のチャンスを与えられないとしたら、どうするだろうか」と。二十回しかチャンスがないのであれば、めったなことでは投資に手を出さないはずだ。慎重にリサーチをおこなう気にもなるだろう。”

好機は危機に潜む
投資で大成功をしたいのであれば、ここぞ、と言うタイミングで集中的に投資をしなくてはならない。また、「危機」と言われるような出来事が起きると、私はそこに投資の機会を探るようにしてきた。
投資家らしく考えて、「待てよ、次の段階はなんだろう」と自分に言うのだ。
日本の株価が著しく下がる様子を見た時です。
それらの株式は2018年にすべて売却し、ここから少なくない利益を得ることができました。

大衆のヒステリーを見抜く
感情はマーケットを動かすエンジンとなり得る。時としては大衆はニュースに過剰反応するからだ。
買う必要のないものを慌てて買ったり、売らなくていいものを投げ売りしたりする。
投資家の心理がそういったマーケットの動きに拍車をかけ、人々はますますパニックに陥っていく。
こうした時にこそ投資のチャンスを見出すことができるものだ。
