かなりイイ! 伝統工芸品を紹介します。
伝統工芸品と聞くと、「渋い」と思う人もいるかもしれません。
実は…筆者もそうでしたが、今回調べるうちに、
伝統(的)工芸品って何?
民芸品などが全部そうであるわけではなく、認められる条件があります。
伝統工業の製品のうち、経済産業省(けいざいさんぎょうしょう)の経済産業大臣により指定されているものを、
「伝統的工芸品」といいます。2018年6月時点で230品目もあります。
伝統的工芸品である条件の一つは例えば、「100年以上の伝統があり、現在も続いていること。手作りであること。」

伝統工芸品の種類
織物は糸を織機(しょっき)にかけて織った布。染色品は布を染めて色をつけたもののことです。
主な伝統工芸品を、わかりやすい画像付きマップにしてみました。
厳しい冬の間、農作業ができない東北地方や北陸地方で、農家の副業として発展してきたことが有名ですが、
こうしてみると、全国に存在することがわかりますね。※クリックで拡大します。
(参考:「青山伝統スクエア」)
知っているものはありましたか?
岩手県の盛岡市周辺では砂鉄が取れるため、南部鉄器(なんぶてっき)の伝統工業が有名です。
また、伝統工業が特にさかんな県もあります。
ふるさと納税の返礼品でいただける伝統工芸
青森県 弘前市(あおもりけん ひろさきし) の津軽塗
「津軽塗」は、江戸時代から受け継がれてきた、約50もの工程と2ヶ月以上の日数を費やして生み出される堅牢優美な漆器で、青森県で唯一国の指定を受ける伝統工芸品です。津軽塗の代表的な技法である「唐塗」は、何度も漆を塗っては乾かし、それを研ぐという工程を繰り返すことで、独特な斑点模様が生み出されます。(引用:弘前市からのコメント)
岩手県 奥州市(いわてけん おうしゅうし) の
南部鉄器 カラー急須 手まり

現在のデザインを取り入れた商品を紹介してみました。
秋田県 大館市(あきたけん おおだてし) の大館曲げわっぱ

ああ〜これはやはり昔ながらの未塗装のものがいいですね。
発祥の地の秋田では、天然の三大美林のひとつである「秋田すぎ」で作られています。
おかずを詰めるとより美味しそうに見え、ちょっと料理上手に見えることもポイントです。
福島県 会津若松市(ふくしまけん あいづわかまつし) の
会津塗の夫婦椀

こういうシンプルなものが心にささる時があります。
石川県 小松市(いしかわけん こまつし) の
【RODY×九谷焼】九谷焼置物ロディ「青地花文」

もちろんトレードルームにも。
石川県 金沢市(いしかわけん かなざわし) の
金沢の伝統工芸【加賀友禅】体験利用券

この返礼品では、金沢の伝統工芸である加賀友禅の作り手を訪問し、制作工程の見学や解説、実際の制作などを体験できます。これはとてもやってみたいですね。
兵庫県 小野市(ひょうごけん おのし) の
そろクロ・丸(播州そろばんの素材を活かした製品)

お菓子みたいな可愛らしい時計です。着色していないものはとてもモダンな印象。
岡山県 備前市(おかやまけん びぜんし) の備前焼

伊万里市(さがけん いまりし) の究極の透かしビアグラス(伊万里焼)

ビールを注ぐと透かし彫り部分からビールの黄金色が映え、蛍の光や竹灯篭などをイメージさせる幻想的な雰囲気が印象的です。
全部紹介しきれず残念ですが、長くなってしまうのでここまでにしています。
今回は、実際に秋田県 大館市(あきたけん おおだてし) に寄付をして
届きましたら、またレポートしてみたいと思います。
さて、今回紹介したもの以外にも、返礼品としての伝統工芸品はこの他にも沢山ありますよ。
ぜひ、この記事の画像マップを見ながら「ふるさとチョイス」などで検索してみてくださいね。