ふるさと納税やってみた前編 トレーダーの節税にも!

ふるさと納税やってみた

すでに認知度の高い「ふるさと納税」。
でも、実際にやってみた方は意外に少ないのではないかと思います。
「ふるさと納税すれば良い物がもらえる」という事だけがクローズアップされて、
手続きはなんだか面倒くさそう…と思われている事が原因なのではないでしょうか?

そこで、今回は、ふるさと納税を実際にやってみました。
ふるさと納税の仕組みはとても簡単でお得な制度で、
トレーダーの方には、一種の節税対策にもなりますよ。

ふるさと納税やってみた中編 実際に寄付してみた

2015.06.27

ふるさと納税やってみた後編 お礼の品物が到着!

2015.07.04

※この記事は2015.6に書かれた後、定期的に改正されています

「ふるさと納税」を超簡単に要約してみると

それでは、ふるさと納税の説明をします。
忙しいから要点だけ教えて! という方の為に、ふるさと納税について
簡単に3行で書いてみました。

好きな自治体に寄付をする!

お礼の品がもらえる上、寄付金はほぼ全額翌年の税金(所得税・住民税)から引かれる!

寄付をされた自治体も、寄付をした人もハッピー!

いかがでしょうか。
寄付をすることにメリットはありますが、大きなデメリットはありません。
興味が湧きましたでしょうか? もう少しだけ詳しく説明してみます。

「ふるさと納税」とは

ふるさと納税とは、地域間の税収のバランスを均一にするために、2008年から始まった制度です。

納税と言っていますが、ざっくりいうと自治体(都道府県や地区長村)に送る寄付金です。
自治体はその寄付金で地元の商品を購入して寄付してくれた方へお礼として送ります。
そうする事によって地元の企業(個人)にお金を使い地元が潤うという仕組みです。
(同時に、寄付をされた地域の税収も潤う)

寄付した人は、翌年の確定申告で、寄付金証明書を添付して申告すれば、
2,000円だけ自己負担になりますが、残りは丸々、翌年の税金(所得税・住民税)からの控除となります。

ふるさと納税のしくみ

ふるさと納税はいくらまでできるの?

上でも書きましたが、ふるさと納税とは「納税」と言っていますが「寄付」です。
ですのでどんな人でもいくらでもできます。

ただし、ふるさと納税で最も重要なポイントは、
「税金控除の上限額」が、各人の納税額によって変わってくるということです。
この上限金額を超えて寄付をすると、単純に自己負担になりますのでご注意ください。

では、自分が寄付をした場合、「税金控除の上限額」は幾らなのか?というと、
ざっくりであれば、簡単に出すことができますよ。

まず、給与収入のみの方は、
個人の年収や家族構成などを当てはめて上限額がわかる目安表がありますのでご紹介します。
(株・FXの取引による収入がある方は、後述します。)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html#block02
(総務省サイト)

/example.html#rough-indication-table
(ふるさと納税ポータルサイト ふるさとチョイス)

※因みに計算式だと、(住民税所得割額×20%)÷(90%-所得税率)+2000

では次に、
トレーダーの所得(申告分離課税)に対する、
寄付による「税金控除の上限額」を出してみましょう。
公開されている目安表はありませんので、計算で出すことになります。

ふるさと納税の上限額の計算は
株、FX所得に対する住民税(所得×5%)×20%+2,000 が概ねの目安となります。
まとめますと

○兼業トレーダー

「給与収入に対する上限額」(上記目安表から導き出す)
+(プラス)
「株、FX所得にかかる住民税(所得×5%)×20%+2,000」

○専業トレーダー

「株、FX所得にかかる住民税(所得×5%)×20%+2,000」

 ご注意
※正確な数字を出したい場合は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
上限ギリギリにならず8割程度の寄付額に留めるのもコツです、当方は税理士に確認した上で、
問題なく控除されております。

※特定口座源泉徴収ありの取引分については、確定申告をする事によってふるさと納税の控除対象となります。しかし合計所得金額も大きくなりますので、扶養から外れる・国民健康保険料の値上がり等、デメリットもありますのでご注意ください。

※今年のふるさと納税控除上限金額は、今年の収入・所得・控除によって算出されます。 

投資家・トレーダーでも「ふるさと納税」ができるの?

住民税を納めていれば、当然その権利は有します。

トレーダーの方や、副業をされている方は節税に苦労されているのではないでしょうか。
でも、税金を納めれば納めるほど、ふるさと納税に寄付をし、特産品などを貰うことができます。

たとえば食品をもらったとします。
食費は、税金控除の対象外ですが、ふるさと納税に寄付して
いただいたものが食品だとしても税金の控除になるんです。

実際に、普段の食料を、全て寄付による返礼品で賄っている方もいるそうです。
ある意味、節税の代わりになると言ってもよいですね。

そういえば、ふるさと納税をした投資家で、
有名なところでは「BNF」さん。
彼は三重県伊賀市のふるさと納税に応募して話題となりましたね。
現在は換金性の高い品物は規制されていますが、投資家らしい面白い選択です。

純金手裏剣の記事

朝日新聞デジタル、2015年。

 

ふるさと納税」まとめ

いかがでしたでしょうか?
ふるさと納税の基本的な流れは
寄付→返礼品が送られてくる→申告すれば翌年の税金から控除される
という実に単純な仕組みなんです。
税金控除の上限額内で、寄付をしながら、好みのお礼の品をもらいましょう。

現在、人気のある品物を返礼品とする自治体に寄付が集中してしまうことが
問題のひとつとして挙げられていますので、
あまり寄付が集まらない自治体を選ぶことも良いことです。

「ふるさと納税やってみた中編 実際に寄付してみた」に続きます。


4 件のコメント

  • 専業トレーダーのトレラッコです。
    勉強になりました!!
    ふるさと納税にはまったく明るくなかったのですが、
    毎年、それなりに税金払って悔しい思いしてますので、
    今年からふるさと納税デビューを考えておりました。
    でも、専業トレーダー(雑所得)は適応外などと
    根も葉もないうわさを小耳にはさんで、
    調べる気が失せてました。

  • トレラッコ様

    はじめまして、コメントをどうもありがとうございます!
    専業トレーダー様は税金も大変かと思います。
    ほんの少しでも、節税の一環になりましたらよいですよね。
    お米など、実用的かつすぐに腐るものでもないですし、
    本当に美味しくて好まれるそうですよ。

  • 通りすがり様

    コメントをどうもありがとうございます。

    税務署等に再調査致しました。
    仰るとおり、分離課税所得にかかる住民税の10%までが正しい情報でした。

    誤った情報を掲載し続け、読者の方々に大変な迷惑をおかけするところでした。
    ご指摘、本当に感謝致します!

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